キャンパーさんの中には、冬場でもアウトドアを存分に楽しめるようにキャンピングカーライフを始める人は数多くいます。
基本的に多くの時間を屋外で過ごすアウトドアですが、時には天候に恵まれない時、準備前に一休みしたい時、気温が低い場合は一時的に暖を取りたい事もしばしあります。
そんな時、「FFヒーター」が搭載されているキャンピングカーはゆったりくつろげる上に、一時避難場所としての役割も果します。
キャンピングカーに乗ってアウトドアに出掛けるというのは移動する簡易宿泊施設を連れて出掛けるという事なんです!
そのため、冬場のキャンピングカー旅、車中泊は室内のように快適なものでなければなりません。
そんな冬のキャンピングカー旅に欠かせないキャンピングカーの特殊機能「FFヒーター」をご紹介します!
FFヒーターとは?
参考: https://www.do-blog.jp/needsbox/article/5812
FFヒーターとは、エンジンを動かさずに車内の温度を快適に保つことが出来る燃焼式ヒーターで、エアコンよりも素早く室内を温めることができます。寒い日でも快適に過ごせるので、一年中キャンプを楽しめます。
〜特徴〜
①エンジンがストップしている間も作動している
車中泊で寒くてついついエンジンをつけっぱなしにしたなんて事ある方も多いと思います。 エンジンをつけっぱなしにしているとエンジン音や振動がうるさく、キャンプ場や静かな場所では特に周囲に迷惑をかけてしまいます。FFヒーターがあれば、スイッチを押すだけで簡単に点火して、エンジンを止めても車内を温め続けてくれます。
②車内の空気を汚さない
車を長い間アイドリングをしていると、排気がうまく排出されなかったり、付近の空気が汚染され、最悪の場合一酸化炭素中毒を起こす可能性があります。特に冬場は寒さや雪のためにトラブルが起きやすいので注意が必要です。FFヒーターのベストセル、ベバスト社のFFヒーターは、車外の空気を取り込み燃焼します。微量の排気ガスはマフラーから車外に排出されるので、一酸化炭素中毒の心配もありません。つけっぱなしで寝てしまっても安心なのがFFヒーターです。
③低燃費
圧倒的にFFヒーターの評判として言われるのが、びっくりするほど低燃費なんです。1時間で最大0.27リットル。ガソリンが1リッターあたり130円であれば、一晩利用したとしても、8時間で約280円ほどです。ここまでの低燃費であれば、コストを抑えらますし、寝ている間にガス欠するなんて心配もありません。
FFヒーター使用燃料の種類
FFヒーターで車内を温めるためには、当然燃料が必要になります。しかし車用に開発されたFFヒーターには灯油などの専用燃料は必要ありません。では一体何を燃料にして車内を温めるのか、以下のようなパターンがあります。
- 走行用燃料
ベース車の走行用燃料をFFヒーターの燃料として使用する方法です。ガソリンスタンドで車の燃料を補給することで、FFヒーター用の燃料も一度に補給できます。走行用の燃料を使用することにガス欠にならないか心配になる方もいるかもしれません。しかし、FFヒーターの使用燃料量は一晩つけっぱなしにしても1〜2Lなので、そこまで神経質にならなくても大丈夫。
使用できる燃料はガソリンと軽油があります。軽油(ディーゼル)は、一定の温度を下回ると凍って使用できなくなる事があるので、寒冷地用の軽油(寒冷地のガソリンスタンドで扱っている燃料)の補給が必要ですが、安価で調達できる点が魅力です。一方、最もメジャーな燃料であるガソリンは凍ることがないので安心して使えます。
- LPガス
FFヒーターを搭載することによって、車中泊できる場所、時期ともに格段に広がります。
もしFFヒーターが車に搭載されていれば、スキー場や山岳地方で、雪景色を楽しみながら、ポカポカ車内で車中泊を満喫することも可能になります。
ぜひご検討してみてはいかがでしょうか??
弊社のFFヒーター搭載車両
大阪ベース
MATRIX AXESS 590ST (ADRIA)
ヒーター燃料:LPガス
https://roomingsystems.com/lineup/matrix/
東京ベース
GLOBEBUS GT I1 (Dethleffs)
ヒーター燃料:走行用燃料(ディーゼル)
https://roomingsystems.com/lineup/globebus/
EVAN (Dethleffs)
ヒーター燃料:走行用燃料(ディーゼル)
https://roomingsystems.com/lineup/evan/